釣りのんた

趣味ブログ「山と自転車」の釣りパート

【真鶴】カワウソ〜番場浦 うねりで敗走したフカセ釣行2025.12.23

うねりは釣りにならない

初っ端から結論です。釣りに行く前はうねりまで調べろよという人柱的備忘録。

場所はいつもの真鶴カワウソ。普段なら釣行を止める風速ですが地理的に風裏になること、波が高くないことからダメ元…いや割といけるだろうと思って決行しました。ちなみにカワウソは波高が1m超えてると一番高い足場でも時折波を被る可能性があり、1.3~1.5mは間違いなく止めるべき数字です。

釣行記 

当日の様子です。この日は夜勤明けの休みを利用したので初めて日が昇ってからの釣り場入りです。人気なので普段なら未明から入るのですが、この日は平日だったこともあり10時にして一級ポイントの右側が空いていました。

セッティング

手前に沈み根があり水深もあるいかにも大物が狙えそうなカワウソ右。しかしこの時点でだいぶ流れが早く波があるように見えました。

今回は前回のクロダイの引きと美味さを再び味わうべく、いつものグレパワーV9ではなく湾チヌという比重の大きい集魚剤を使ってクロダイ狙いでやることにしました。チョコレートみたいな香りのグレパワーと打って変わってすごく独特のスメルでございました。

付け餌はボイルオキアミと撒き餌からピックアップした生オキアミ。

実釣①カワウソ右

まずはいつも通り浮かせるウキで、潮の流れが速くてウキが飲まれそうだったので3Bの浮力が強いウキから始めました。撒き餌でそこそこ大きな魚影が浮いてくる感じだったので活性は良さそうだったのですが、とにかくすぐにポイントから外れます。流れに飲まれて全然意図したところにキープできません。

すぐにフォルティス000にウキを変えて沈め釣りに移行しましたが、潮受けゴムが真横にたなびいている様子が見え、ラインを送ってもウキが全然沈みません。少し沖に投げて少しでも潮の流れを避けようとするも、意図した通りになるのは3投に1回くらいで全然ダメ。

それでもしばらく続けていると何となく潮の流れが掴めてきたので、あまり沈まないにしても撒き餌と同調させることに集中して投入ポイントを変えたりしていましたがやはり上手くいきませんでした。

後から横に入ってきた人とも話しながらやっていましたがうねりが酷くて全然ダメですねーと。その人は昨年同じ場所で40cmオーバーのメジナを上げたそうで、釣りになってない私の傍らタモが要らないくらいのサイズのメジナを何回か釣っていましたが、やはり苦戦しているようでした。

そうこうしているうちに波を被る範囲が徐々に拡大してきて、さらに予報と真逆に当たる向かい風を食らっていよいよモチベーションが行方不明になったので一か八か場所を変更することにしました。

実釣②番場浦

カワウソ右で真正面からの風を受けるということは番場浦採石場跡の方は風裏になっているのではないか。あるいは半島北側の琴ヶ浜か。ちょっと迷いしたが琴ヶ浜は手前があまりにも浅くフカセにはダメそうなのと、どうせダメ元なので番場浦を少しでも開拓しようと思い番場浦に移動しました。カワウソから正面に見えるので釣り人が入っているか見えやすいのもポイントです(あんまり見かけませんが)。

番場浦海岸から右側に移動し最初に磯っぽくなっているあたりです。やはり手前は非常に浅い。

場所的には採石場跡の手前、足場が広くなっているところに釣り座を構えました。こちらも手前が浅いものの10mほど投げれば少しは水深がありそうです。

フォルティスでの沈め釣り一本勝負。風とうねりがカワウソよりはマシだったのでだいぶ意図したことは出来ましたが、クサフグとベラが数回かかった程度でメジナの気配がありませんでした。しかも投げて沈め始めて割とすぐにベラがヒットしたのでやはり水深はかなり浅いと考えて良さそうです。

なんだかんだこっちも波が高くなってきたので撤退しました。事実上は敗走です。

反省点と工夫

今回の釣行を名人S君や悪友後藤に報告し、また自分でも本を読んだりして次回に向けて反省点。

①ガン玉を使って素早く沈める

フカセデビューの時はガン玉なしでオキアミと針の重さだけでやってましたが、今回はちゃんと(?)浮力と釣り合うガン玉も打ちました。しかし今回のように仕掛けが浮いて釣りにならない時はウキの浮力以上のガン玉を打って素早く沈める手もあるそうです。すると仕掛けが馴染んだところでウキが沈み始めるので、ちゃんと仕掛けを沈ませられているかも評価できるという。

基本的に軽い仕掛けにするほど食いが良く、ガン玉を打つほど食いが落ちるのは絶対的真理のようですが、軽い仕掛けで釣りにならない時は食いが落ちてもまずは釣りを成立させることが大事です。

②道糸を張る方向を工夫する

仕掛けが浮いてしまう要因は潮の流れが速くて流されてしまうこと、そして一番の抵抗となる道糸が風に煽られて仕掛けを引っ張る方向にテンションがかかってしまうこと。①が前者に対するアプローチとすると②は後者に対するアプローチです。

経験が伴わないのでどうすると良いとも言えませんが、ラインを風下に向かって張るのか風上に向かって張るのかで沈み具合や沈み易さが変わるそう。

③このような時は即撤退する

釣りにならないと思った時点で即撤退。少しでも無駄になる時間を少なくしようという考え方。今回で言えばいつも通り仕掛けを流して意図したことが全くできない時点で手に負えないことは明らか。気持ちを切り替え真鶴の美しい景色を眺めるドライブに来たと思って美味いものを食べて帰ってああ良い休日だったと風呂に浸かる。

それが出来たら苦労しねぇ!せっかく来たから心理は危険を招くことは承知だけれどそう簡単な問題じゃない。少ししたら風や波が落ち着くかもしれない、あの手この手試したらなにか掛かるかもしれない、帰ったところで道具を洗ったりなんだり後処理をしたらイチ日はほぼ終わっている。そして数千円の撒き餌も無に帰してしまう。やっぱりそれが出来たら苦労しねぇ!

④こんなときはそもそも釣りに行かない

まだ③よりこっちの方が現実的。風裏だろうがなんだろうが風が強いならうねりも強いだろうとか風向きが予報と変わったら途端に釣りにならなくなるとか、コンディションが良くないのは間違いないのでそもそも釣行は中止せよ、という理性的な考え方。

今回に関してはまさにこれ。まあ、そんな理性的な思考回路を持っていたら釣り人になんかならなくて済んだんですけど。そりゃそうだろうと思う人も居るでしょう。

しかし決行した理由は波が高くなかったから。釣りになるかどうかの前に波が高いとそもそも命の危険があるので釣行は不可能。風だけなら実際の状況によっては問題ないこともあり、極論行ってみなきゃ分からんのです。

 

ということで誰のなんの役にも立たない釣行記でした。