釣りのんた

趣味ブログ「山と自転車」の釣りパート

【伊豆下田】タライ岬 ぶっこみ 2025.02.02

またまた前回に引き続き、寒い釣れない冬の釣りです。私は再び人生2回目のカゴ釣りをしつつ、相方の後藤はぶっこみの傍らフカセをやっていましたがお互い渋い渋い釣りだったので釣行中の写真はありません!

今回は後藤のぶっこみでウツボがたくさん釣れたのでウツボを食らってやろうという回でございます。

海のギャング ウツボ

黒々していて太くてたくましい海のギャングことウツボです。どんな釣りの本にも噛まれると危ないのでハリスを切って怪我しないようにリリースしましょうと書かれている、海の危険魚扱いのウツボです。

そもそも「魚」なのか?

我々が「魚」と聞いて思い浮かべる形状からはかけ離れていますが分類学上はウツボは魚類に分類される、立派な「魚」です。同様にウナギやアナゴも魚類に分類されます。

実は高級魚

なかなか強烈な見た目とカラーリングから知ってはいても食べることには結びつきづらいウツボですが、その見た目に反して身は臭みも癖もない非常に綺麗な白身で大変に美味しいです。特に高知県では高級魚として親しまれ、ウツボのタタキは名物料理の一つです。

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釣り方

ウツボは基本的にぶっこみ釣りの外道として掛かることが多く、特に磯では仕掛けを投入する度にウツボが掛かって釣り人を悩ませます。

ぶっこみ釣りというのは一本針にイカとか豆アジなどのエサを付け、重めのオモリとともに海底にぶっ込んで魚が食うのを待つという極めてシンプルな釣りです。大物はあまり浅いところには上がってこず海底付近でエサを探しているのでひとたび掛かるとデカいというロマンあふれる釣りでもあります。

ウツボはエサを取ると巣穴に逃げ込んでじっとしているので「釣った」というより「掛かっていた」という状況になることも多く、根掛かりが外れたと思ったら重さがあってちょっと引くかな、くらいの感触なのであまり楽しさはありません。何度か経験すると引きでウツボだと簡単に分かるようになります。

ウツボを捌く

80cm近い立派なウツボがこの日は4尾掛かりました。普段は積極的に持ち帰ることはないそうですが、この日はウツボの他はサメが掛かっただけの実質ボウズ回だったのでお土産にすることにしました。

釣り人を悩ませると前述しましたが、それはこの絡みついたハリスに答えがあります。ウツボは掛かるととにかくローリングして暴れ、仕掛けをめちゃくちゃに巻き付けてしまうので嫌われているのです。↓は釣れた時の動画です。

さて海のギャング、なかなか厳つい顔面をしております。カラーリングはクリームブリュレみたいで別にまずそうとは思いませんけどね。

ウツボは表面のヌメリにのみ臭みがあるので塩をまぶして入念に洗ってヌメリを取ります。なかなか手ごわいので金属タワシとか使うと良いです。

ウツボは長いので頭を落としたら半分ないし3等分くらいにして捌きます。硬い小骨が非常に多いのでしっかり骨を落とす必要がありますが、肛門から尾の方は食べるところが極めて少ないので捨てちゃうことも多いです。

このまま捌き方を解説しそうな勢いですが、累計5尾くらいウツボを捌いてきても正直未だによく分かりません。youtubeでその都度良さそうと思った動画を流しながら見様見真似で捌いていますが中々上手くなりませんな。

身はこの通り綺麗な白身でタタキにしても竜田揚げにしても最高に美味いです。思ったより食えるとかでなく、へたな魚より美味いです。特に皮が美味いので皮は剥がずに調理します。

竜田揚げ

酒、みりん、醤油を1:1:1で混ぜにんにくチューブや生姜チューブを適当に入れて1時間ほど漬けて片栗粉をまぶして揚げます。

皮の弾力と旨味を感じられつつ身はびっくりするほどふっくらしていて非常に美味です。ちょっと信じられないほど美味いです。

刺身&タタキ

盛り付け前に力尽きたので見た目はアレですが味食感ともに素晴らしい出来栄えでした。皮がもちもちしていて身はほどよい弾力があります。

ウツボフルコース

この時のウツボが美味しかった経験からよほど小さいとか普通の魚が爆釣していない限りウツボは積極的に持ち帰るようにしています。父親に写真を送ったらゲテモノ扱いされましたがそんなことはない、ゲテモノ感は見た目だけ。

釣り人に嫌われているウツボですが近年数は減少傾向だそうです(ほんとか)。食べられるうちに味わってみては…。